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「サンライズ出雲」を使った島根2泊3日(車中1泊)の旅(その3)

(板垣は)昼食を終わって、予定どおり鰐淵寺(がくえんじ)へ行くことにし、宿にタクシーを呼んだ。…

鰐淵寺とは、出雲市の北西に位置する平田エリアにある天台宗の寺院です。一畑電車の平田市駅からバスでおよそ30分。「出雲神仏霊場」の第2番です。ちなみに第1番は「出雲大社」です。
板垣はタクシーで出かけましたが、こちらは一畑電車を使います。

一畑電車



…宍道湖の上は鈍重な灰色の雲がひろがり、濃淡の斑な縞が横に滲んでいた。…湖南の道路の混雑とは違って湖の北岸は車が少なく、沿道の集落も静まり返っている。線路は道路と並行だが、…凪いだ湖面は鉛を板に溶れたようだった。…
対岸は雲に隠れている。…


宍道湖北岸


「たかのみや」

高ノ宮駅


「つのもり」

津ノ森駅

といった電鉄の駅前を過ぎる。…

このような風景を、一畑電車の車窓から眺めながらの旅です。
結局、板垣は雪の深い鰐淵寺には詣らずにそのまま日本海岸の十六島(ウップルイ)湾に向かいます。


…海岸に出たのはすぐだった。東西の岬の中に抱えこまれたかたちの広い入江だが、漁船の姿はほとんど見えなかった。車を出たが風が冷たく、激しい。…
ウップルイ1


…十六島はウップルイと読ませている。奇妙な名だから一度おぼえると容易に忘れない。…

画像0039


…その入江というのは、さきほど見えた船の帆柱が集まっている漁港であった。波止場は長く沖へ突き出ている。岸には出漁を休んだ大小の漁船が腹を並べている。…

ウップルイ2


佇んでいる女性は、そうした風景を熱心に眺め入っている。板垣のほうからはコートの背中だけだが、その髪の上に乗った山高帽に似た濃紺のカノチエがときどきうなずくのがみえた。…

板垣はここで上背のある均整のとれた姿を持つ婦人に遭遇します。どことなく謎めいた魅力を備える女性のようです。私もひょっとして、という期待を胸に下り立ってみましたが、そんなうまい話があるはずもなく、帰りのバスがくるまでの間、ひたすら寒風にさらされただけで終わりました(笑)。

<つづく>
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